カテゴリー: ライフプラン
ライフプランの良さがイマイチ分からないFPさんへ
FPの藤井です。
6月になりましたね。
5月後半は僕の町では
G7があって街中警察官だらけで
物々しい雰囲気でしたよ。
しかし、G7では
世界の要人が街中に
勢ぞろいしていましたが
なんとも不思議な感じでした。
その反面、道路規制もエグいし、
子どもの学校は休みになるし
住んでる人からするとイイ迷惑でしたよ〜。
ようやく6月に入り
G7効果もあり外国人だけじゃなく、
県外の日本人も多くなっています。
広島がコロナ前の日常を
取り戻しつつあります。
さてさて、
今日は久しぶりにFPさん向けに
『ライフプランニング』について
書きたいと思います。
最近研修で使っている
1枚のExcelシートを使った
『ライフプランコンサル力アップ』
についてです。 続きを読む ライフプランの良さがイマイチ分からないFPさんへ
THE・ライフプランコミュニケーション術2.0のコンテンツ内容
FP藤井です。
今日はタイトルにもある通り、
23日土曜日にリリースする
上記の詳細について言及して
みようと思います。
ちなみに23日土曜日の
【オープンカートは12時】
を予定しておりますので
興味ある方はスマホの前で
待っててくださいね!
まず最初に・・・
【ライフプランニングフロー】
5段階フローそれぞれ
YouTube動画で学べる
コンテンツ構成にしています。
キャッシュフロー表作成時によくある質問
FP藤井です。
今日はタイトルにもあるように
ライフプラン表を
会社や自宅で作成する時に
気をつけている事。
この点についても
触れていきたいと思います。
ライフプランの結果は
お客様それぞれのため
【個々への提案のもっていき方】
については多岐に渡るため
・ケースバイケースで提案
としか言いようがないです。
但し、
ライフプラントレーニングを
受講されている方から
よく頂く3つの質問。
これを見ている人にも
共通する点も多々あると思うので
今日は3点かあげてみます。
Q1
キャッシュフロー表(以下CF)
を作成して将来の預貯金がマイナス
になったんですが、大丈夫でしょうか?
A1
全然大丈夫です。
相手の収支やアセット等を
正確にヒアリング把握している事が
前提条件ではありますが、
預貯金額が数年後にマイナスになる
プランを見せる事は悪いことではない!
という認識を持って下さい。
ライフプラン中心で活動を
やっていると割とよくあるお話です。
そもそもお客様がFPに
期待してくれているのは
ヒアリング結果をCFに
数値化して反映させ、
客観的な意見を聞きたい!
具体的な解決策も提案してほしい!
ということなワケです。
マイナスという結果が
現状の未来予測であるならば、
『キチンと伝えてあげるべき!』
僕はそう思います。
但し、
崖から突き落とすかの如く、
それで終わりならば、
我々FPの存在する意味はないです。
・現実そうならないように(マイナス)
するにはどうしたら良いか?
・何が原因でそうなるのか?
・そのために今できることは何か?
現実的且つすぐにでも
取り組めるアイデア
それを出して、
あなた自身(FP)がどのように
アドバイスしていくか?
それが腕の見せ所です。
時には、
あなたのアイデアを反映した
第2案プラン・第3案プラン
を見せていく事も必要です。
だからマイナスプランが
出ても全然問題なしです!
「それじゃー売りたい保険や金融商品、
不動産が売れないじゃないか!?」
もしこんな風に感じてしまうなら
意識と思考回路を変えましょう。
(それでは売れるものもマジで売れないです)
結果的に必要だったら
必然的に売れていくもの。
但し、綺麗事だけを
言うつもりはないです。
CF結果を見ながら
『必要性を創造する事』
それもFPの腕のうちです。
「あなたが言うんだったらそうするわね。」
究極はそんなコミュニケーションを
目指すべきかと思うのです。
Q2
『提案したい商品』の保険料や負担額を
キャッシュフロー表に反映させなくても
いいのでしょうか?
(例えば提案後の保険料負担)
A2
個人的には必要ないと思います。
暇だったらやればいいし、
その方が親切だとは思うけど、
僕はよほどリクエストがないとやりません。
僕はあくまでも現状結果のみを
使う場合が圧倒的に多いです。
理由は、
お客様がキャッシュフロー表を
理解していれば勝手に判断してくれるから
例えば・・・
月P1万円
=年間12万円の保険契約の負担増
する場合だとすると、
・年間収支額(年間貯蓄最大可能額)
・預貯金額
この2つをお客様がチャックし
年間の収支額(貯蓄最大可能額)
に余裕がある事が分かれば、
銀行から→保険会社へ
「資金の置き場所が変わっただけで
この保険に入っても今も将来も
そこまで影響はなさそうだな〜」
お客様が判断出来ればOKだと思います。
大事なのは
『数字ばかりが並ぶCF表』に対して
・CFの見方
・貯蓄の増減ロジック
・数字アレルギーを和らげる
(特に女性への数字説明は分かりやすく丁寧に)
ここの解説を丁寧にすること。
【足し算と引き算が分かる人】
であればCFのロジックは簡単に
イメージ出来ると思います。
「その提案が私にとって良さそう!」
というのが理解できれば、
『提案後のCF表』をわざわざ作る事
にこだわる必要はありません。
※もちろん作った方が親切ではありますが。
※リクエストされればやればいい。
Q3
お客様がNISAやidecoなど
『不確定要素の高い金融商品』
をされている場合は『将来の満期金』等
はどうしたらいいでしょうか?
A3
その質問をお客様にそのまま質問して下さい。
『全ての答えはお客様にあります』
お客様がその「不確定要素」を
どうイメージしているか?
その期待値を反映させる事が大事です。
「ちょっと私も分からない。」
とヒアリング時に言われて
ワチャワチャしてしまっても
後日電話をしてでも、
『運用結果の方向性』
は本人に決めてもらいましょう。
積立投資で例えるならば
『方向性の認識決め』として・・・
マル・サンカク・バツのように
選択肢を提示します。
1運用が失敗し積立元本が
欠損した超最悪ケースで考えたい?
2利殖なしの『払ったお金分のみ』
反映させるケースで考えたい?
3年間平均利回りプラス◯%
実は結構期待しているケースを見てみたい?
「私には分からない!」
と言ってた人も、
尋ねてみると意外と
そのイメージは持っているものです。
『方向性』だけでも
決めてもらうコトが大事です!
その上でFPとして
商品の特性など含めて
『お客様の過度な期待値』
になっていないか?
総合的に判断してあげましょう。
(発言などコンプラには要注意)
ちなみに僕自身は
まず最初はライフプランを
厳しめに作ることが多いです。
「よく分からない」と言うお客様には
・運用利率0%で
期間内に積み上げた合計額
(積立NISA/ideco/変額保険など)
でもやっていけるか?どうか?
一度確認してみましょう!
みたいにご案内している事が多いかな?
そうすると第2案・第3案では
利回りを反映させたバージョンを
出すことも出来ますしね。
って事で本日は以上ですが
今日のお話を以下にまとめると・・・
【本日のまとめ】
・将来の『預貯金資産がマイナス』に
なるのを見せるのは悪ではない。
・良くも悪くも『収支の現実』を知らせる。
・なぜマイナスが出るのか?
そうならないためにはどうするのか?
一緒になって考える事に『FPの存在意義』あり。
・『CFのロジック』を理解してもらう
・お客様は提案後のCF表が見たいワケではない
・『全ての答え』はお客様が持っている
・不確定要素の高い金融商品の
『お客様期待値やイメージ』を把握する
・分からないと言う人でも
『方向性』だけは必ず決めてもらう
今日の内容はいかがでしたか?
今日も感想・意見・共感などの
ご意見お待ちしております。
http://line.me/ti/p/%40neofpfujii
追伸
昨日もお伝えしたように
今週末23日土曜日に
【ライフプランコミュニケーション術】
藤井のオリジナルコンテンツ
を出そうと思います。
ようやくコンセプト
===============
顧客から圧倒的に支持され
『紹介されるFP』になる!
1日10分・2週間でマスターする
THE・ライフプラン
コミュニケーション術2.0
YouTubeビデオプログラム
===============
FPとして15年間のキャリアで
得てきた『ノウハウや話法』を
詰め込んだYouTube学習教材です。
23日土曜日この教材の
オープン時間は明日発表しますね!
今こそライフプランをやるべき3つの理由
FP藤井です!
突然ですが今週末23日土曜日に
【ライフプランコミュニケーション】
に関するオリジナルコンテンツ
を出そうと思います。
FPとして15年間のキャリアで
色々やってみた中でも
今でも唯一『お客様サービス』として
続いているのが『ライフプラン』です。
ある意味15年間のノウハウや話法を
詰めてますのでご期待ください!
さてさて・・・
ご存知の通り4月からの
物価上昇や円安といった
経済的影響が凄いですね。
僕は今まで以上にFPとして
【ライフプランサービスの重要性】
感じています。
お客様的にもFPにとっても
ある意味、過去にないぐらい
経済の大きな波が押し寄せている
と感じているからです。
今回は・・・
『今こそライフプランなんだよ!』
という理由を3つあげていきたいと思います。
〜今こそライフプランをやる理由その1〜
急激なインフレ円安
による先行き不安感
ロシア・ウクライナ戦争を発端に
急激な円安とインフレが止まらないのは
あなたもご存知の通りかと思います。
特に
円安ドル高
20年ぶり1ドル=126円を突破したかと思えば、
2022年4月20日現在では130円に迫る勢いです。
ご存知の通り我が国には
『輸入大国ニッポン』なので、
モロに影響を受けますよね。
お客様も経済に対して
少し意識の高い人であると、
この『円安に不安感を憶える人』
は少なくありません。
連動してガソリンや食品・日用品
の価格も分かりやすく上がるし、
『なんとなくだけど、このままで大丈夫かしら?』
なんて思っている人は多いです。
この“なんとなく”が
我々にとっての追い風であり
市場チャンスです。
老後2000万円問題
ショック後の2週間もそうでした。
現に有料相談が増えてきている背景にも、
『日本の止まらない少子高齢社会化』
『俺たちの年金やばいかも!?』
みたいな風潮の中から、
別に明日の生活や命が脅かされる
ワケでもないんだけど、
何かしないと『ヤバイ空気感』
とでもいいましょうか?
この“なんとなくヤバイ感”
が多くなればなるほど、
我々の活躍するチャンスが増えます。
実際に現場でやっている人は
『先行き不安感』から
お問い合わせ頂くケースも
多くなってませんか?
〜今こそライフプランをやる理由その2〜
生活必需品の大幅値上げで
『家計費の見直しニーズ』の高まり
前述した通り、
食料品や日用品という
『生活必需品の物価上昇』が
モロに『家計支出を圧迫』しています。
現場でも新年度に入り、
お客様の多くから悲鳴の声が
聞こえてきている人も多いのでは
ないでしょうか?
物価上昇に応じて、
『給料や収入』も上がればいいのですが、
カンタンに上がる雰囲気でもない!
というのが大半の意見でしょう。
そんな中で
『家計支出を見直したい!』
というニーズはどんどん高まっていきます。
保険や通信費などの固定費は
わかりやすい見直し対象になりますし、
貯蓄プランも自ずと見直しされます。
だからこそ今ライフプランなのです!
ライフプランとは
今と未来のお金の流れを見ながら
『この1年間どうするのか?』
お客様と話し合う事に意味があります。
(ライフプランの表を作るだけでは意味ない)
ライフプランニング をすると
【相対的なお金の作戦会議を立てる機会】
にもなりやすいからこそ、
FPビジネスとしての
多面的なメリットもありますし、
受けるお客様も真剣に考えます。
『家計支出見直し』
その気運が高まっている
今がとてもチャンスな時期だと思うのです。
〜今こそライフプランをやる理由その3〜
ポストコロナ時代に向けた
『お金の自助努力意識』の高まり
2020年代に突入と同時に、
新型コロナの影響や、
今回のロシア・ウクライナ戦争、
インフレ・円安など様々な事がおきました。
2010年代と比べて
人々の『生活意識』が大きく変わりました。
自分の身は自分で守る『自助努力意識』
が高まった年代であるともいえます。
そういう意味でも、
ファイナンシャルプランナーに求められる
『お金の相談』というのも、
YouTubeやブログの局所的な情報を
鵜呑みにされる方も多いし、
そもそもお客様が
より良い情報を求めるため
知識や経験など高いレベルを求められ、
且つ複雑になりつつあります。
そういう意味でも、
アドバイスの土台になるべきものが
『ライフプランニング』
だと僕は確信しています。
(YouTuberには絶対真似できないしね)
ただ単に売りたい商品の
『それらしい根拠付け』
のためだけにライフプランを
やるのではありません。
お客様が未来の自分や
家族にかける想いを汲みながら
・将来どうしたいのか?なぜしたいのか?
・それにはいくらかかるのか?
・お金の作戦は現状のままで適正か?否か?
・具体的な解決策につながるを商品選定は?
・FPのアフターフォローは?
【本気で相対的なお金の作戦会議の議論】
これができないと
『何かあるのでは?』っと
お客様に見透かされます。
特に実践レベルでFP自身が
どういうマネープランや
リスクプランに備えているのか?
物凄くみられている感じがします。
だからこそFP自身のライフプランを
話すコミュニケーションも大事であり、
お客様のことを知る事が『信頼』に
繋がると思うんですよね。
そんなライフプラン中の
コミュニケーションを通じて、
『お金の自助努力意識』
を高める事で、
『他者との差別化』
『我が家のFPさん』
といった唯一無二の存在
に近づく事が出来るのかな?
なんて思います。
またFPとしてお客様に対して
色々と助言はするにせよ
結局は自分自身の人生なんだから、
『お金の事』についても
『健康同様』ご自身でしっかりと
予防・対策・実践をしてもらう責任
があると僕は思います。
さー!こんな感じで
『今こそライフプランをする3つの理由』
あげてみました。
いかがでしたでしょうか?
今日の内容に
感想・異論・共感など
アクションしてもらえると
情報発信冥利につきます!
それでは
『ライフプランコミュニケーション術』
の新コンテンツリリースをお楽しみに!