FPは稼げるのか?

今日のテーマは・・・・

「FPは稼げるのか?」

について考えたいです。

結論からいうと、

資格を持っているだけでは、
120%稼げないけど、
可能性は無限大です!

【長く稼ぎ続ける職業としてFPは最適】

そんな風に考えています。

そもそもFP資格には、
6教科試験をパスする資格になっています。

・ライフプランニングと資金計画
・リスク管理
・金融資産運用
・タックスプランニング
・不動産
・相続・事業承継

こう文字で見ると難しそうですよね。
(俺もよく受かったよね)

この6教科の難易度の違いが
1級〜3級を分ける資格で、
何級であれ、毎回6教科書受かってこそ
資格取得となる訳です。

この6教科ですが、
現実の世界でもそれぞれが
独立した職業となり、

【お金儲けの職業】

として成立しています。

【ライフプランニングと資金計画】

→割と外資系保険マンや
保険マン上がりのFPが
多用するケースが多い。

キャッシュフロー表を活用することで
幅広い提案の根拠づけが明確になる。

出会う顧客層次第では十分、
億プレイヤーも目指せるんだけど、

6教科書の中で言うと、職業と言うよりは
割とスキルに近い教科かも知れないですね。

藤井個人的には個人のお客様を
相手にするFPであれば、
これが出来ない人はニセモノFPだと
思っています。

【リスク管理】
→生命保険・損害保険募集人をイメージ

まさにザ・営業マンの世界。

単年の稼ぎの額だけでいうと、
生命保険募集人が有利かも。

MDRTという業界の最高峰基準に入ると、
最低コミッション基準が、
年収1000万円からになるので
1000万円〜1億円プレイヤーも
かなりゴロゴロいる。

都会・地方あまり関係なく
実績を残す人が多い。

しかし、国内の生保会社だと
コミッションがL字式と言って、
一人のお客様から頂けるコミッションが
5年〜7年となるので会社が多く、
手数料も初年度が圧倒的に多いので、
常に新規開拓との戦い。

しかし、顧客生涯価値で見ると
お客様と長〜〜〜い関係で付き合うと
損害保険募集人の方が

・トータル収入
・顧客の信頼
・顧客接点

で考えると稼ぎやすい観点もあり。
(所属する会社や代理店にもよるけど)

毎年コツコツと契約を積み上げると、
インカム収入源として安定するのは
契約の更新する度に毎年(契約更新毎)
コミッションが発生する仕組みなので、

特に何年もやっていて、
法人の大口損害保険契約が
何本もある人は収入がかなり安定し易い。

同時に事故対応も多くなるので
一人で出来る仕事量には限りあり。

そもそも保険の歴史的にも

「ヒト・モノの損害を賠償・補填する」

ところスタートしているので、

特に賠償問題は奥が深いし、
世の中がAIじゃ、IOTじゃ!

と進化していっても、

【人間の揉め事や事故はなくならない】

ある意味、
知識と経験と度胸がものを言う世界。

利権や組織が絡む事が多いので、
一人で億プレイヤーというのは
あまりきかない世界ですが、
やりがいはカナリあるかな〜。

【金融資産運用】
→1番イメージしやすいのは証券マン。

証券マンだとそもそも顧客層が
収入資産ともにアッパー層となって、
飛び交うお金の話が数百万円ではなく、
数千万円・数億円単位の人になるので、
そもそも気難しい人が多い印象。

メンタル強ければ人間はピカピカに
磨かれますよね。

富裕層や大企業への取引となると
かなり話もデカくなるけど、
超実力主義の世界。

自分で購入していないものも
販売しなければいけない
ケースも多くあるらしく、
営業としては辛いところ。

収入も保険マンと一緒で
超ピンキリの世界だけど、
ピンの部分ではある程度、
守られているイメージ。
(フルコミッションの保険マンは最低賃金暮らしもいます)

株やファンドの取り扱って、
顧客に購入してもらう事が
「稼ぎの源泉」と呼べる訳だけど、
損させる事の方が多いぐらい
よくある世界。

ということは、
“恨みを買う”事もあるので、
相当メンタルが強くないと
出来ないイメージだし、

恨みを買うからなのか?

転勤や部署移動も定期的に
あるのもこの世界。

「顧客と生涯かけて向き合いたい!」

と願う人が純粋な人は独立していく
傾向にある気がする。

また「海外の金融商品ブローカー」
も稼ぐカテゴリーとしては、

この部類に入る事が多いと思う。

“海外の常識・日本の非常識”
みたいなテーマで10名前後とかで
マネーセミナーを行っている人を見かける。

完全に藤井の独断と偏見かもしれないけど、

口癖は・・・

『●●のIFAがね』
『オフショア、パナマ文書』
『CRS』
『キャピタルゲイン・インカムゲイン』
『欧米の金融教育では・・・』

みたいな。w

扱う商品は海外だけあって本当に様々。

・海外の金融商品積立
・海外の金融ファンド
・海外の銀行口座開設
・海外の株式・再建
・海外のプライベートバンク

そもそも日本の法律的には、
日本国内で海外の商品を斡旋する事が
金融庁的にもかなりグレー。

ある意味、日本の法律網目との
戦いだと僕は解釈している。

営業活動ではなく、
情報提供と解釈し、
契約業務は海外で行ったり、
インターネット上で行うケースも
あるので合法といえば合法。

とはいえ、
日常的に実務的にどんな折衝をして、
どのような業務を行っていたのか?
契約の補助活動行為はなかったのか?

を問われると、
斡旋と解釈されなくもないので、
振る舞いには最新の注意が必要。

それを天秤に欠けたとしても、

超低金利ニッポンでは
非常に魅力的に映る商品も多く、
僕自身も家族の事を思うと、

利回りの良いものに投資したい!

という衝動に駆られるのが
本音だし多くの人がそうだと思う。

とはいえ海外の商品なので、
どんなにスキームや商品が良くても、

日本語は通じないし、
日本国内で完結は当然しないので
日本人特有の島国根性というか、
排他的な国民性から見ると、
営業する上での顧客心理ハードルは高い。

何より日本国内にいながら
保全業務とフォローが大変だと思う。

裏を返すと“教育”が必要のため、
セミナービジネスと相性がよく
かなりマッチングしやすいと思う。

いずれにしろ、
マネーリテラシーの高い人でも
理解されるまでの時間がかかる。

しかし、コミッションも魅力的な
事が多くてコツコツやれば、
数年で年収1000万円も夢ではないし、

「顧客の資産拡大ともに
エージェントの収入も拡大する」

そういうのが多く、やはり魅力的ですよね。

また外貨でコミッション
(米ドルベースが多いと思う)
が得られるので、

資産と所得の分散が同時に出来て
FPのライフスタイルとしても魅力的です。

今日は長くなってきたので、

・タックスプランニング
・不動産
・相続・事業承継

残り3つは次回の発信にて。

本日はここまで〜。